不動産アナリスト

不動産アナリストとは、不動産に関する高度なコンサルティング能力とマネジメント能力があるということを証明するための資格です。
社団法人全国宅地建物取引業連合会によって開催されているのですが、現在、新たな資格保持者の募集は行われていません。

取得するための条件には2つあります。一つは全国宅地建物取引業連合会に所属している都道府県宅建協会の会員である不動産会社の経営者や従業員で、宅建主任者に登録後、5年以上経っている実務経験者ということ。
もう一つは、財団法人不動産流通近代化センターが実施している不動産コンサルティング技能登録者であるということです。
資格を取得するためには、まず1年間の研修を受講して、課題を提出します。それから試験を受けて合格してはじめて、資格が取得できます。

再開発プランナー

再開発プランナーとは、その資格審査や証明が、社団法人再開発コーディネーター協会によって行われているのですが、都市再開発の技術水準を高めて、それを広げるために始められました。
資格を取得するためには、再開発プランナー試験に合格する必要があるのですが、試験内容は、都市開発事業に必要となる企画や事業計画の作成、権利調整などに関する知識や技術に関する問題が出題されています。
再開発プランナーの資格は、再開発専門技術者としては日本で唯一の資格となるので、社会的な定着率も高くなっていきていて、評価されてきています。

なお、筆記試験の受験資格は、20歳以上とされているため、近年は、20歳代の若い受験者が増えている傾向にあるようです。
再開発プランナーとして登録されるためには、都市開発事業で3年以上の実務経験が必要となるのですが、筆記試験に合格した後で実務経験を積むということも可能となっています。

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