賃貸契約をする前に
賃貸契約をする前に
賃貸契約をする前に確認しておいた方がいいと思うことは、物件を見に行く時間も考えた方がいいでしょう。
よくあるのは、雨の日や暗くなり始めたころに見に行って物件を気に入り契約したところ、日当たりが悪かった。
このような事はよくあることです。日当たりに関しては、快適に暮らす上で必要なことです。高いお金を払う以上、きちんと確認しておきましょう。
他にもあります。特に女性の方に注意してもらいたい事があります。晴れた昼間に物件を見に行き、日当たりも良く気に行ったとしても、すぐに決めることはやめておいた方がいいでしょう。
なぜなら、日が落ちてから物件を確認した方がいいからです。帰る道が街灯がなく、暗くて怖いということもあります。
敷金でのトラブル
敷金でのトラブルはよくあることです。どこからが借主負担で、貸主負担はどこまでなのか。原状回復といっても、長く住めば部屋が汚れていくのは当たり前の事です。
では、長く住んだら借主の負担が多くなるのではと思われがちですが実際には逆です。長く住めば住むほど、負担額は安くなります。
普通に考えれば、汚したんだから綺麗にして。と貸主の主張が筋が通っていそうですが、長い間生活すれば汚れるのは当然です。
長く住めば畳が日焼け・擦り切れしたり、クロスも汚れます。こういった普通に使って生じた汚れは、貸主負担が大原則です。これは、裁判でも貸主負担という判決がでています。
だからといって全てが貸主負担というわけではありません。壁を叩いたり、蹴ったりして開けた穴は借主負担です。借主が壊したのであれば負担しなければなりません。
貸主側もできるだけ、敷金から補修費用を取りたいと思っていますので、出来るだけ詳しく調べて、敷金を取り戻しましょう。
部屋探しの時期
賃貸物件を借りる時に、いい部屋に住むには時期も関係あります。一般的には、1月~3月はかなり混みます。不動産業界のかき入れ時です。
大学生など、4月から働き始める人で混みます。正直、この時期の不動産業者の対応はいいとは言えません。
だまっていても、お客さんは来るからっていうこともありますし、1年を通して1番混む時期ですので、1つ1つ丁寧に対応している余裕がないでしょう。
この時期が過ぎれば空いてきますので、ゆっくり選ぶこともできますがいい物件が残っているかと言えば、そうでもないかもしれません。1月~3月に契約したお客さんに取られている可能性はあります。
一番多いのは1R・1DKなど学生の一人暮らし用の物件が契約されているでしょうから逆に1LDKや2LDKなどの家族で住むような物件はあまり影響しないと言えるのかもしれません。
賃貸物件を借りる際にかかる初期費用
賃貸物件を借りる際にかかる初期費用はどれくらいかかるのか。基本的には、敷金・礼金・仲介手数料・前家賃・保険料・鍵交換代金主にこれくらいだと思います。
敷金・礼金・仲介手数料は借りる物件の家賃の金額です。共益費は含まない金額なので間違えないようにしましょう。
関東と関西では敷金・礼金については考え方が違うようです。最近は、礼金がかかる物件は減ってきました。
敷金とは預けるお金です。退去時に滞納家賃や補修費用に充てられて差し引かれた金額は戻ってきます。
礼金は敷金と違い、家主に住ませてもらいますから受け取ってください。といったような感じで、お礼金と考えていいでしょう。